普段、何気なく使ってしまいがちなお金。「生き金」「死に金」という言葉があるように、お金の使い方でその後のお金の流れ、つまりあなたの未来が変わってきます。
お金の使い方は「浪費・投棄・消費・投資」と、大きく4種類に分けることができます。
お金が貯まるお金の使い方、貧乏になるお金の使い方、それぞれを順に詳しく解説をしていきましょう。
「浪費・投棄・消費・投資」お金の使い方でお金が貯まる人生に
お金の使い方1:浪費とは
浪費とは、必要のない無駄な支出のことです。「無駄遣い」といいます。
出ていくお金 > 得られる価値
支払ったお金よりも将来あなたが得る価値が少ない支出のことを言います。必要ではないものを買い物したり、収入に見合っていない車やブランド品を購入することです。その他にも、ジムに加入したけれど年に数回しか行かなかった・・・これも浪費と言えるでしょう。
お金の使い方2:投棄
投棄とは、お金がなくなるリスクの高いものにお金を使うことです。「ギャンブル」ともいいます。
出ていくお金 ? 得られる価値(予測不能)
使ったお金が”増えるのか減るのか、又は無くなってしまう”のか自分では全く分からずコントロールできないお金のことをいいます。実際に調べもしないでウマい投資話しにのってみたり、カジノなどに大金を投じることを言います。自分ではコントロールできないので、投資話しで騙されたり、カジノで大負けすることもあります。
「なくなってもいいお金」と思って使いましょう。
お金の使い方3:消費
消費とは、必要なものに利用するお金のことです。
出ていくお金 = 得られる価値
例えば、スーパーで購入する食材や、水道光熱費、衣服、日用品など、日常生活を送るために必要な支出のことです。贅沢品や使わなくても良かったお金は「浪費」に分類されます。
お金の使い方4:投資
投資とは、”○○を得る為に使うお金”のことです。
出ていったお金 < 得られる価値
支払ったお金より大きい価値を得る為に支出するお金のことです。年収をあげるために英会話教室に通ったり、収入をあげるために株式投資を始めたりといったことです。例えばあなたが留学をしたら一時的にお金を支払うことになりますが、その経験や語学の上達によって以前より給料が増えたりすれば投資と言えます。
因みに、株や不動産投資が流行っていますが、長期的に一番利回りの良い投資は「自己投資」です。
まとめ
”投資”と思って申し込んだ英会話教室も通い続けなければ”浪費”に終わったり、人によって色んな価値観があるので仕分けが難しいこともあります。まずはお金を使うときに「これは消費なのか?浪費なのか?投資なのか?」を考えるような癖をつけてみると良いでしょう。
言うまでもなく、浪費をまず減らすことが重要です。それに慣れてきたら、次に投資に回す金額を増やすように意識していくと良いでしょう。
「お金」だけでなく、「時間」に対しても同じことが言えますよ。
「暇つぶし」にボーっとをしていたら、時間を浪費しています。
「好きだから」とゲームをしていたら、時間を消費しています。
「将来に活かしたいから」とゲームを作るために分析していたら、時間を投資していることになるでしょう。