あなたにとって「お金」とはなんですか?
僕なりにお金の真実や価値を暴いてみました。
学校で習うべきお金の教育〜お金の真実と価値〜
人生の多くを「お金」のことで悩み、苦しんでいるのが私たち人間です。
ニュースをみていても、「タクシー運転手を殺害。3万円を持って犯人逃走!」というような強盗殺人の事件があったり、「金の切れ目が縁の切れ目」と言われています。また「お金には魔物がいる」とも比喩されるほど、お金は時に人の心を支配し、人の命を奪います。
果たして「お金」は「命」よりも大事なものなのでしょうか。
答えは敢えて言うまでもありませんね。
殺人は極論かもしれませんが、お金がなくて不安になったり、お金のためだけに毎日働いたり、お金によるトラブル(借金など)は誰もが経験したことがあったり、まさに今経験している人もいるのではないでしょうか。
今回は「お金の歴史・成り立ち」を学ぶことでお金による支配から目覚め、ストレスが軽減してお金と良好な関係を築き、”お金より大事な大切なもの”に気づくきっかけになればと思い執筆しています。
お金の歴史・成り立ち
STEP1:貨幣の誕生
あなたもご存知の通り、大昔から経済は「物々交換」で成り立っていました。
しかし”自分の持っている物”と”交換できるもの”を持っている相手を探すことは、一苦労であることは、あなたにも想像できるかと思います。
そこで、人々が考えたのは貨幣(お金)です。
物を貨幣に換え、いつでも貨幣と好きな物を交換できるようにしました。
貨幣の登場で結構便利な世の中になりました。
古代の貨幣は石であったり、骨や貝が使われました。
貝が使用されたのは持ち運びに綺麗で、そのものが美しかったからです。
その後、ある意味で「グローバル化」になり、「金・銀・銅」で作られる硬貨がうまれました。
古代ローマ帝国は貨幣の鋳造権を独占し、無断で貨幣を造らせないようにし、貨幣による統一支配が始まったのも遥か昔のことです。
STEP2:銀行の誕生
さて、次は銀行の誕生です。時代は中世ヨーロッパ。
この頃、取引で硬貨を使っていましたが、「重くて持ち運びにくい」ので、不必要なものは「家」に置いていました。
しかし「家」においておくと、盗人によって財産を失うリスクもありました。
そこで現れたのが「金庫屋」です。
人々は硬貨を「金庫屋」に預ける代わりに、預かり証(紙/小切手のようなもの)を発行してもらいました。
それまでは重い硬化で取引をしていましたが、この預かり証を”紙幣”として取引するようになったのです。
ここで注目して欲しいことは、預かり証を発行しているのは金庫屋であるということです。
金庫屋は不正をし、ありもしないお金の預かり証を発行し始めました。
お金の流通量が増えるわけですから、それにより貨幣価値が下がり、物価が上昇しました。
貨幣価値が下がり、物価が上昇するということは、”今まで買えていたものが買えなくなる”ということです。
人々はますます貧しくなり生活に困り、「金庫屋」から利息付きでお金を借りるようになりました。
そこで金庫屋は、人々から預かった貨幣を貸し出す「金融業」をはじめました。
あなたのお金を預かり、それを企業や顧客に融資する現代の銀行そのものですね。
人から預かったものを貸し出すので、元手がかからずとても儲かりました。
借りた人々は利息の支払いと物価上昇でますます貧しくなるばかりでした。
この仕組みを全世界で展開するのですが、これが現在の「中央銀行」です。
STEP3:紙切れをみんなが信じているから価値がある
日本の現在の通貨である貨幣(小銭)をみてみると「日本国」と刻印があり、紙幣(お札)をみてみると「日本銀行」と印字されています。
「日本国」は政府発行のものですが、「日本銀行」とは国の機関ではなく会社であり、政府や個人にまで株券が発行されています。
貨幣とは昔、金と必ず交換できる金本位制でしたが、現在はその保証はないもので「信用貨幣」と呼ばれています。
つまり、みんなが「お札は価値がある!」と信じているから成り立っているわけで、国民の全員が「ただの紙」と思えば「ただの紙」になるということです。
実際にあなたがどこかの会社の株式を持っているとします。
しかし、会社が潰れると、その株式は価値が一瞬にして価値がなくなります。
紙幣も同じです。
ある日を境に、価値がなくなる可能性だってあるのです。
まとめ
お金の歴史や成り立ちを簡単に分かりやすく書きましたが、この記事で伝えたいことは、お金に支配されないで欲しいということです。
もしあなたがお金で悩んだり苦しめられていたとしても、あなたの「人生」は「お金」よりも価値があるものが、他に沢山あるということを思い出して欲しいのです。
ありがとうございました。
この記事を読んで、発見があったり、気づきがあれば、あなたの友達にシェアしてくれたら嬉しいです。
豊かな人生を歩める人が増えるように、僕も精一杯発信していきます。